山陰海岸ジオパークトレイル(トレイル入門) | 山陰海岸ユネスコ世界ジオパークで遊ぶ|San'in Kaigan Geopark

山陰海岸ユネスコ世界ジオパーク

JPEN
山陰海岸ジオパーク

山陰海岸ジオパークトレイル(トレイル入門)

コース一覧 お役立ち・イベント情報 トレイル入門

トレイルとは

『トレイル』とは、登山道、自然歩道など『自然に親しみながら歩く』ことを楽しむことができる道の事で、ロングトレイルとは距離の長いトレイルのことを示しています。
本コースは、世界ジオパーク認定を受けている山陰海岸ジオパークエリア内をコースとしており、「山陰海岸ジオパークトレイル」というネーミングを付けています。
近年、健康志向が高まり、自然に触れ合いたい人々の活動の一環としてロングトレイルも盛んになっている状況です。このようなルートの紹介や安全整備は、山陰海岸だけでなく、日本各地の多くの地域で取組が進められています。
ロングトレイルをより楽しむために、特設ページでは、コースの特徴や、最寄りの公共交通機関、コース沿線のショップ、グルメ情報などを紹介しています。事前の情報収集に、ご活用ください。

山陰海岸ジオパークトレイルの特徴とは

本コースの大きな特徴は、山陰海岸ジオパークの景観を楽しみながら歩ける、飽きることの無い景観です。 もちろん、ロングトレイルの特徴である「自然歩道を中心としたルート」で構成されているため、豊かな自然はもちろん、日本海に育まれた漁村の風景、歴史文化といった日本海沿岸の原風景も存分に楽しめるコースとなっています。
山を歩きながら、日本海を眺める事が出来るという非常に贅沢なコースは、疲れを忘れさせてくれるような感動を与えてくれるでしょう。
本サイトでは、27のコースを紹介しています。
コース毎の難易度はスタッフが実際に歩き判定したものですが、歩く方の体力、経験によって変わってきますので一つの指標としてご活用ください。
小さなお子様連れのご家族や、体力に自信のない方は、難易度の低いコースから挑戦してみましょう。難易度の高いコースは、アップダウンや丸太橋などもあり、冒険気分も味わう事が出来ます。本サイト内で、各コースの特徴も掲載しております。事前調査にご活用下さい。

マナー&ルール/
平成27年9月4日制定

基本ルール

トレイルのルートは、山陰海岸ジオパーク及び山陰海岸国立公園の中を通っています。美しい景観、豊かな生態系を守るため、動植物を大切にし、岩石、鉱物も採取しないようにします。
(参考)自然公園法 >> https://elaws.e-gov.go.jp/

基本マナー
1:ゴミはすべて持ち帰ります。

プラスチック・金属・紙類やビニールなどはもちろん、煮汁や残飯も捨てたり埋めたりせず持ち帰ります。たばこの吸い殻も持ち帰ります。

2:トイレは施設又は携行トイレを利用します。
3:住民や他の観光客、ハイカー等に配慮します。

誰もが気持ちよくこのトレイルを楽しめるように、他のハイカーや住民に配慮した行動をします。また、歩く際はもちろん、トレイル入口・集落・田畑周辺等でも迷惑駐車や私有地への無断立ち入りをしないようにします。

4:事前に情報を収集し、無理なトレッキングは避けます。
ローカルルール/
地域ごとに決められた決まりを守ります。
1:鳥取砂丘の一部

「日本一の鳥取砂丘を守り育てる条例」 及び 「自然公園法」に基づき、次のことに注意します。

・砂を持ち出さないこと。
・車、オートバイ等の乗り入れは行わないこと。
・砂丘の斜面などに文字や絵を描くなど、落書きを行わないこと。
・ペットを放さないこと、ペットの糞を捨てないこと。
・ゴミを捨てないこと。
・花火を行わないこと。
・キャンプ場以外でのキャンプは行わないこと。
・看板やのぼりなどの広告物の掲出や設置は行わないこと。
・砂丘海浜での遊泳を行わないこと。
・ゴルフの打ちっ放しなど他の利用者の迷惑になる行為、危険を及ぼす恐れのある行為を行わないこと。

※違反者には、懲役又は罰金、過料が課せられることがあります。
(参考) 日本一の鳥取砂丘を守り育てる条例 >> https://www.pref.tottori.lg.jp/178123.htm

2:浦富海岸の「城原海岸」「鴨が磯」

城原海岸・鴨ヶ磯海岸では次のルールを守ります。

・ゴミや炭は捨てず、持ち帰ります。
・バーベキューやたき火は行いません。
・テントでの宿泊は行いません。

※違反した場合は、廃棄物の処理及び清掃に関する法律、自然公園法、岩美町キャンプ禁止条例に違反する恐れがあります。

3:宿泊は決められた場所で行います。

※トレイルルート上にあるキャンプ場は「柳茶屋キャンプ場(年中無休・鳥取砂丘付近)」、「牧谷キャンプ場(夏期のみ・岩美町牧谷)」のみです。それ以外の地域でテントでの宿泊はできません。民宿、ホテル等の宿泊施設をご利用ください。

4:遺跡、文化財なども傷つけないように気をつけます。
注意事項

1:特に浦富海岸の自然歩道などは、降雨時に滑りやすくなっていますので、ご注意ください。

2:トレイルコースには、岩場や急斜面となっているところがあります。落石にご注意ください。

3:トレイルコースには車の往来があるところもあります。横断するときなど車両の通行には十分注意しましょう。

4:場所によっては、スズメバチ、ヘビ、イノシシなどの野生動物が出現する可能性がありますので、十分ご注意ください。

5:摩尼寺(鳥取市覚寺)~鳥取城跡の区間は以前、熊出没の情報がありましたので、鈴をつけるなどして、注意して歩いてください。

6:海岸の砂浜は浸食等により随時移動するものであり、浸食が進み砂浜が途切れる箇所が出現する場合があります。その場合、海岸との境界線を進むと危険な場合がありますので、迂回するなど安全な場所を選んでお進みください。

管理者の免責事項

山陰海岸ジオパークトレイルで発生した事故等については、管理者は一切の責任を負いませんので、あらかじめご承知おきください。健康管理に十分配慮し、事故などに遭遇しないよう、十分注意して自己責任で安全に歩いてください。